来年の樽に手のつく年忘れ(古川柳)
「年忘れ」は忘年会のこと、江戸時代も今に変わらぬにぎやかさだったようです。山路閑古(「古川柳名句選」)によると、この句は長屋のようなところの忘年会の風景で、当番の家に長屋中の住人が集まって忘年会を開いていて、酒が無くなってしまい、ついに当番の家に蓄えてあった来年の新年用の酒樽にも手がついてしまったというということだそうです。川柳でうたわれるような貧乏長屋でも当番の家では樽で酒を買うことがあったということなのでしょう。ついでに から樽で禁酒を誓う三が日 年忘れ二年酔いになだれ込み
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