ねじの発祥については定かではないが、ギリシア時代には既に機械として使われていた事が知られている。現代の歴史家によれば、アルキタスが発明したとする意見もあるが、ペルガのアポロニウスが発明したとする意見もある。ギリシャの学者エウスタシウスはアルキメデスが発明したと書いた。実際、円筒状の筒の中に大きなねじを入れた揚水用の水ねじはアルキメデスの発明といわれ、今まで知られている限り、最初に螺旋構造を機械に使用した例だとされている。水ねじは古代、灌漑や船底の水の汲み上げ、鉱山に溜まった水を排水することなどに使われ、労力に比べ極めて効率的に水を揚水することができた。当時は他の揚水手法に比べて抜群の効率性があり、現代でもねじ式コンベアーとして使われている。シケリアのディオドロスはこの発明がアルキメデスがアレキサンドリアで学んでいた青年時代に行われたと記している。ねじ構造はアルキメデスのような天才機械学者によってのみ思い描くことができたとする者もおり、実際「ねじは中国で独自に生み出されなかった、唯一の重要な機械装置である」とも言われる。
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